北京市内から北京首都国際空港までは、地下鉄とエアポートエクスプレスで、渋滞を気にすることなく楽に移動することができる。

この、エアポートエクスプレスは、地下鉄の2号線と13号線が通っている東直門駅(东直门)から発着している。

早速地下鉄で東直門駅まで行き、「地鉄机場線(Airport Express)」の看板に沿って歩くと、チケット売り場に着く。

最終列車の間際だったためか、予約をしなくてもすぐに窓口でチケットを買えた。

しかも、なんと窓口の人が英語を話していたのには驚いた。

エアポートエクスプレスの路線図。
一番左にある「東直門駅」から乗る。
時間に余裕を持って乗車したため、最初は乗客がチラホラとしかいなく、隣の席に荷物を置いていたが、次第に混んできた。
結局、荷物を膝の上に抱えるくらい乗客が増えた。
ちなみに、これがエアポートエクスプレスのチケット。

国際線をメインに扱う、ターミナル3の駅で降りる。

空港と直結しているため、降りたらすぐにターキッシュ・エアラインズの受付を探す。
しかし、広過ぎてどこにあるのかよく分からない。

受付の人に聞き周り、とりあえず無事にチェックインができた。

ここでは中国の電話番号を持っていなくてもWi-Fiが使える。
この機械に情報を入力し、パスワードをゲットするだけだ。
日本語対応もしている。
しかし、この機械の存在を知っている従業員は少ないため、教えてもらった方向に無いことがちょくちょくあったため、あまりあてにしないほうがいい…。

せっかくWi-Fiを入手したにも関わらず、今回も時間がない。

急いで手荷物検査場へと向かう。

道中、廊下にこの看板がズラーっと並んでいた。
後で中国人の友達に聞いたら、大人たちに大人気の俳優らしい。
夜中なこともあり、人気がない。空港内はすごく綺麗で大きい。
急げ〜。
走ったため、喉がカラカラ。
残りの小銭を消化するため、すぐそばにあった自動販売機でスプライトを購入。
冷え切っていて美味しい!くぅ〜!

思えば、中国で1回もカードを使わなかった。
最終日に、桁を間違えて2000元(約3万4000円)の両替をしてしまったため、次の国で中国元から両替しなくては…。

これにて、中国の旅は終わり。

来る前と後では、中国の印象がまるっきり変わった。
日本では、中国のあまりよくない面ばかりピックアップし報道されていて、「中国人とはこういう人たちだ」と決めつけてしまっているように思えていた。
私自身、そういった偏見は持ちたくないし、ないとは思っていたが、あまり日本人に対して友好的ではないのかと構えてしまっていたが、全くそれは違った。

出会った人々はみんな親切で、言葉が通じない中でも、お互い一生懸命に会話をしようとし、結果すごく楽しかった。

歴史的、地理的、政治的にもお互いに長い関係を築いてきた中国と日本。

ようやく、この目で中国を見て文化や人々に触れることができて本当に良かった。

中国は本当に広い。
まだまだ行きたいところは山ほどある。

名残惜しいが、次の国、トルコへ。

2018年7月4日の旅。

カテゴリー: 旅行

Airi Tabei

田部井 愛理(たべい あいり) 1994年生まれ。 世界一周、ロードトリップ(アメリカ西海岸往復、アメリカ横断、アメリカ国立公園巡り)達成。 日本の大学を休学し、シアトルへ留学。 アメリカ生活が楽しくなり、日本の大学を中退してシアトルのHighline College (短大)でHospitality and Tourism Managementを専攻。卒業後はUniversity of Washington Tacoma(ワシントン大学)に編入しArts, Media and Cultureを専攻、卒業。 ニューヨークで、週間情報紙「ニューヨークBiz!」で1年間OPTとして働いた後、日本に帰国。

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