今日は、アメリカで話題の「ズンバ」についてお話をしたいと思います。

日本では「ヨガ」が女性の間で大流行しているのはご存知の通りだと思います。「スピリチュアル」が日本で取り上げられるようになり、精神的なことにまつわる「ヨガ」も相乗的に広まっていったのではないでしょうか。

 

マラソンなどの有酸素運動のように大きく動いて汗をかかなくても、自宅でもすぐにできるということからも、女性からの人気を集めることができた要因では、と思っています。

 

さらに、「ヨガ」による効果は様々で、ダイエットから新陳代謝、ストレスなどの多くの悩みを解決してくれる、すぐれた健康方なのです。
(かくいう私はと言いますと、「ヨガ」を一度も経験したことがありません。悪しからず…)

 

では、その日本で大流行した「ヨガ」はアメリカでも、というよりアメリカの方が人気があるように思えます。
ちょっとした街でも、「YOGA」と書かれた看板をよく目にします。
さらに、学校の授業でも体育の中ではダントツの人気で、すぐに定員が埋まってしまうほど。

 

そんな中、「YOGA」に次いで今アメリカで注目されているのが、冒頭で紹介した「ZUMBA(ズンバ)」です。
こちらもとても人気の授業で、常に定員オーバーになってしまいます。

 

「ズンバ」とは、ラテン系の音楽に合わせてみんなで踊るエクササイズ方法です。
主に、ダイエットに効果があると言われています。

 

どのように踊るのかと言いますと、実はむずかしい振り付けは特にないんです。
インストラクターがみんなの前に立ち、踊っているのを真似するだけ。
1から細かく振り付けを教わるのではなく、曲がいきなり流れて、インストラクターが笑顔で踊り出し、それを見よう見まねで動くだけ。
「ヘイッ!」とみんなで掛け声をかけたり、踊りながらサビを歌ったり、手を叩いたり。
各々自由にやる感じです。

 

「ズンバ」において大事なのは、とにかく笑顔で楽しむこと。
全力で踊ると、たくさん汗をかくほど全身を使うエクササイズです。

 

「ヨガ」は古代インドで発祥して古くからの歴史があるのに対して、「ズンバ」はコロンビアで約15年前に誕生しました。
とっても新しいですね。

 

アメリカに来るまで「ズンバ」を全く知らなかったのですが、アメリカに3年ほど住んでいた友達から教えてもらったのがきっかけでした。
その子は「ズンバ」にどハマりしていて、仕事に行く前、昼休み、さらには仕事が終わった後に毎日通っていました。
1日3回フィットネス・センターに通うってすごくないですか?

 

家でも車の中でも、かかっている音楽は決まって「ズンバ」。
頭の中で勝手に音楽が流れてきて、自然と体が動くほどにまでなっていました。

 

そんな彼女が日本に帰国し、さぞかし「ズンバシック」になっているのだろうと思っていると、Facebookでズンバを日本の仲間たちと楽しそうに踊っている写真が投稿されていました。
それを見て安心したと同時に、東京でも「ズンバ」ができる場所が限られている、と嘆いていました。

 

そんな彼女を救うためにも、日本でもどうか「ズンバ」がもっともっと広まりますように。

 

ちなみに、これだけ「ズンバ」を強調しておいて、当の私は全くハマりませんでした。
トレッドミルの方が断然好きです。
好みは人それぞれですね。


Airi Tabei

田部井 愛理(たべい あいり) 1994年生まれ。 世界一周、ロードトリップ(アメリカ西海岸往復、アメリカ横断、アメリカ国立公園巡り)達成。 日本の大学を休学し、シアトルへ留学。 アメリカ生活が楽しくなり、日本の大学を中退してシアトルのHighline College (短大)でHospitality and Tourism Managementを専攻。卒業後はUniversity of Washington Tacoma(ワシントン大学)に編入しArts, Media and Cultureを専攻、卒業。 ニューヨークで、週間情報紙「ニューヨークBiz!」で1年間OPTとして働いた後、日本に帰国。

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