アメリカの学校

久しぶりに運動しました

運動が大の苦手な私が、本日、学校のジムに行きました。

以前にご紹介したAA(The Association of Arts degree)の学位を取得するのに、一般教養として体育の授業を3クレジット分を受講することが決められています。
”クレジット”とは、日本の大学でいう”単位”のこと。
通常は、1クラス=5クレジットとなっていますが、1学期中の授業数が少ないクラスになると1クレジットであったり、オンラインのクラスとなると何クレジット取るかを自分で選べたりもできます。
そして、クレジット数に応じて、1週間の課題の量や必要な出席日数が変わってきます。

私が通っている学校、Highline College(ハイライン・カレッジ)では、体育の授業は週2回ある代わりに、テストがありません。
ですので、体育はクラスメイトのみんなで楽しく受けています。
運動音痴の私にとって、これほど嬉しいことはありません。

 

一言に「体育の授業」といっても、たくさんのクラスがあります。
サッカー、バスケットボール、バドミントンといった馴染みのある競技や、さすがアメリカだなぁと思わされるような、エアロビ、護身術、ピラティスといった、日本とは一味変わった授業もあります。

 

去年のこの時期に、「トータル・フィットネス」という、この授業だけ他の体育の授業より多めの2クレジットの授業を受講していました。
このクラスでは、学校内に設備が整っているジムへ学期内で合計28回(各回につき最低40分の滞在時間)通い、全4回のオンライン・テストを受けます。
ジムのオープン・アワー内であればいつでも通ってよく、自分の予定に合わせて好きな時間に通えるので、とても自由がきく授業でした。
私はその時に人生で初めてジムに通ったので、最初はやり方がわからず戸惑いましたが、通っていくうちにだんだん慣れていきました。
カウンターには必ずトレーナーさんがいるので、鍛え方や器具の使い方が分からなければ気軽に質問できたのも、初心者にとっては非常に良いシステムでした。

 

私は早く終わらせたかったので、毎日通っていたら、最初はいやいや運動をしていたのが、だんだん楽しくなってきて、終いには毎日体を動かすことが日課になってきました。
授業の一環で、毎日自分が行った運動の記録をつけなければならなかったので、どれだけ体力がついたか可視化できたのも継続できた良いきっかけだったと思います。

 

この授業で、運動による効果的な脂肪の落とし方を学びました。
まず、ストレッチをし、体の筋肉をほぐします。
そして、その柔らかくなった筋肉を熱くし、燃焼しやすくするために、ほどよく筋トレをします。
この筋トレでは、たくさんやりすぎると脂肪を落とすというより筋肉がしっかり付いてしまうので、10分程度で済ませます。
次に、有酸素運動をします。
どんなにゆっくりでもいいので、無理のないペースで30分以上、休憩なしで運動します。
この運動はジョギングでもウォーキングでも自転車漕ぎでも大丈夫です。とにかく休まずにやること。
体を動かし続けて30分後からでないと、脂肪が燃焼しないので、これはとても大事なポイントです。
そして最後に、この有酸素運動が終わったら、ゆっくりストレッチを行い、体を整えます。
こうすることで、脂肪が固まらず、ほぐされていきます。

 

といった風に毎日続けていたら、気が付いたら少しずつジムが好きになりました。
しかし、この学期が終わり、休みが入ったとたんに「行かなきゃ」とは思いつつ、自然と体を動かすことから遠ざかってしまいました。

 

今日、機会があったので久しぶりに40分間、真剣に運動をしたのですがとても気分がスッキリしますね。
体にとって、適度な運動は大事なんだなと実感しています。
最近さらに、全体的に肉が付いてきたので、なんとかして体型を戻すため野菜を中心とした食生活に変えたりしています。

 

他になにか良いダイエット方法がありましたら、コメント欄にてお知らせください。

Airi Tabei

田部井 愛理(たべい あいり) 1994年生まれ。 世界一周、ロードトリップ(アメリカ西海岸往復、アメリカ横断、アメリカ国立公園巡り)達成。 日本の大学を休学し、シアトルへ留学。 アメリカ生活が楽しくなり、日本の大学を中退してシアトルのHighline College (短大)でHospitality and Tourism Managementを専攻。卒業後はUniversity of Washington Tacoma(ワシントン大学)に編入しArts, Media and Cultureを専攻、卒業。 ニューヨークで、週間情報紙「ニューヨークBiz!」で1年間OPTとして働いた後、日本に帰国。

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Airi Tabei
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