アメリカの事情

「TERIYAKI」について思うこと

昨日の、アメリカにあるアジア系飲食店について言及

 

一番言いたいのが、なんで「TERIYAKI」がめちゃくちゃプッシュされてるのか。

「SUSHI」がアメリカで人気なのは、フレッシュだし斬新だし美味しいし、なんとなく理解できますが照り焼きに関しては本当に謎。

 

そもそも誰が広めたんですかね?

 

私がアメリカに来る前、照り焼き大好きでした。

一番好きな照り焼き料理は、モスバーガーの「テリヤキバーガー」と、ケンタッキーの「てりやきツイスター」!

本当に大好きで、モスとケンタに行った時は必ず食べてましたね。

 

それだったのにアメリカに来たら、自分から進んで食べたいって思わなくなってしまいました。

 

アメリカのTERIYAKI屋さんの料理って、言い方悪いですけど「とりあえずお肉を照り焼き味にすれば大丈夫でしょ感」があるんですよね。

しかも「TERIYAKI」を掲げているお店はほぼ日本人が経営してませんから、日本の照り焼き味とはかなり違ってきます。

 

アメリカでは、照り焼きが安っぽいものになってしまっているんです。

 

「TERIYAKI」の横にさりげなく「TOKYO」を書いておけばいいと思ったら大間違いです。

これが日本料理だと思われてるのかな…。違うからね〜!

 

 

「Uniとは?」がクイズに出た!

 

Uniと言ったらウニですよね。

日本語そのままの意味で、海の生き物のウニです。

 

アメリカの学校で海洋生物学を取っているのですが、この前ウニの実験を行いました。

ウニに一定量の水を注入すると、ウニから卵と精子が出てきます。その様子がオスとメスで違う、というのを観察するものです。

 

その時のディスカッションで分かったのが、アメリカの人たちからすると「Uni=SUSHI屋で食べれる黄色い刺身」なんです。

クラスで、Uniを食べたことある人は1/5くらいいました。

Uniを食べたことのある子たちは、自慢げな感じで「あんな見た目のやつを食べたんだゼ〜!」って顔してました。残りはちょっとザワつくみたいな。

 

黒いトゲトゲした本体は、英語で「Urchin」と呼ばれています。大まかな発音は「ウーチン」です。

ウニは、英語だと刺身の「ウニ」と本体の「ウニ」で使い分けられているんですよね。

 

日本語がそのまま使われているのは親近感湧くし、嬉しいです。

 

先生が発言テストで、「Uniとはなんでしょう?」というクイズを出していて、ちょっと面白かったのでブログに載せちゃいました。

 

 

Personal Statement…

 

今日やっとFinalが終わったにもかかわらず、学校内外の課題が山積みで終わりが見えません。

今週はここ1年で一番頑張らなければいけない期間になりそうです。

 

その中で一番きついのが、Personal Statement(パーソナル・ステートメント)。

 

パーソナル・ステートメントとは、アメリカのuniversity(いわゆる4年制の大学)などに入学や編入するのに、絶対に必要なエッセイです。

 

なぜその大学、その学部に入りたいのか、今まで何をしてきたか、それが自分のやりたいこととどう関わっているのか、卒業後のキャリア・ゴールは何か…

 

といったような事を書いていくのですが、これが本当に難しい。

その学部の先生たちに、「この学校じゃないとダメなんです!!!」ってのを最大限にアピールしまくるのが一番大事なポイントだそうな。

明日までに終わらせるっていう目標を立てちゃったし、やるしかないのね…

Airi Tabei

田部井 愛理(たべい あいり) 1994年生まれ。 世界一周、ロードトリップ(アメリカ西海岸往復、アメリカ横断、アメリカ国立公園巡り)達成。 日本の大学を休学し、シアトルへ留学。 アメリカ生活が楽しくなり、日本の大学を中退してシアトルのHighline College (短大)でHospitality and Tourism Managementを専攻。卒業後はUniversity of Washington Tacoma(ワシントン大学)に編入しArts, Media and Cultureを専攻、卒業。 ニューヨークで、週間情報紙「ニューヨークBiz!」で1年間OPTとして働いた後、日本に帰国。

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Airi Tabei